愛媛作業療法士学会で事例発表
2021年03月29日 訪問看護ステーションてとて
2月7日愛媛県作業療士学会がありました。コロナ禍ということで、zoom(オンライン)での開催でした。 入社3年目の本池さんが参加しました。今回は聴く側ではなく発表者としての参加です。内容を一部紹介します。
テーマ:<一人で出かけたい>という思いを叶える為に、多職種と連携して電動車いすを導入した事例
難病により手動型車いすで生活をしていたAさん。普段の生活はなんでも自分で出来ますが、外出時の車いすの操作が必要なため、母がいつも同伴していました。大学進学を機に自立した社会生活を送る第一歩として1人で大学へ通学出来ることを目標として関わりました。その手段として、電動車いすを導入することになり、多職種(訪問看護・相談支援専門員・病院・学校)の方々と関わりながら外出支援を行いました Aさんと 一緒に通学路や学校の環境を調べ、電動車いすの試乗、市役所への申請手続きを 一緒に進めて、市役所の人にも環境説明を行いました。無事電動車いすを購入できました。大学の授業がオンライン化してしまい、通学にはつながりませんでしたが買い物や外食など一人で外出することが出来ています。
感想:自分でやってきたことをまとめることが、思ったよりも難しく、他のスタッフにも聞きながら発表の準備をしました。zoomとはいえ 参加者も多くとても緊張しました。今回の発表を通じて、関わりについて振り返ることができ、他の参加者から意見をもらえるいい機会でした。また、チャンスがあれば挑戦したいと思いまし た。
コロナ禍で、当初研修の機会が減っていましたが、徐々にzoomなどを利用し、県外の色々な研修などにも参加できるようになり、経済的に負担が少なく興味のある内容の研修を受ける機会が増えた事は良かったです。