職員の取り組み報告(介護の専門職として学んでいる事)
2021年08月04日 小規模多機能ホームだんだん
大森貴俊
私は、「ご利用者の笑顔で過ごせる時間を増やしたい。」そんな思いから認知症介護実践者研修を受けました。
ご利用者が不安な表情でしている時、「大丈夫ですよ。」と声をかけても表情が晴れる事はありませんでした。言葉にできない何か、きっと何かを伝えようとしてくれている。その何かが少しでも理解できた時、表情が晴れるのではないかと思いました。
ご利用者、ご家族から情報収集をすることで、大事にしてきたこと、なじみにしたいこと、言葉にできない訴えを、深く考えることができました。
本人がしたくないことを、していただいても、表情が晴れる事は無いけれど、したいことを本人のタイミングでしていただくことで、今までに見たことのない笑顔が出ることも知りました。
表情が晴れ笑顔でいる時が、楽しく安心していられる時であり、ご本人が選んで笑って過ごせる事業所にしていきたいです。