花や野菜を育てること
2021年09月03日 訪問看護ステーションほのか
私はほのかやてとてで働くようになって、利用者さんのお宅やグループホームなどの畑作りやガーデニングの様子を見て触発され、自分も頑張りたいと思うようになりました。これまでは中途半端で満足できず、見て見ぬふりをして意識から遠ざけていたと思います。
この半年ちょっと、本を読み、動画を見て、話を聞いて勉強し、以前よりは上手に植物を育てられるようになってきました。
発達支援ルームてとてでもらったイチゴやさつまいもの苗も、無事に根付いて大きくなってきました。子ども達はいつ食べられるのか興味津々のようです。葉や茎が大きくなるたびに喜んでいます。
↑頂いたイチゴとさつまいもの苗。無事に大きくなりました。
最近、レイズベッドのDIYに家族で挑みました。レイズベッド(raised bed)とはかさ上げした花壇のことです。地面よりも高い位置に植え付けするので、しゃがまずに手入れすることができます。高齢者や車いすの方にも向いています。土が畑に向いていない土地でも、日当たりや風通し、水はけがよい畑を簡単に作ることができます。
今回は近くのダイキで2×4材をカットしてもらい、防腐剤を塗り、ネジで固定しました。土は、赤玉土、腐葉土、堆肥を5:3:2の割合で配合しました。
↑木材に防腐剤を塗りました。
↑組み立て完了‼
↑土を配合しました。
↑レイズベッドが完成しました(^^)‼
植木鉢やプランターに植えられていたパセリやバジル、ネギ、ラベンダーと、ファンガーデンで新しく買ってきた野イチゴとホーム玉ねぎをまとめて、小さなハーブ畑(ハーブだけではありませんが)ができました。子ども達は中でも野イチゴが楽しみのようです。
家族で家庭菜園やガーデニングに取り組むようになって、家族の共通の話題が増えたと思います。
父 「このお花、なんて言うの?」
娘 「マリーゴールドだよ。薄い黄色がかわいいね。」
父 「ほら見て。イチゴの花が咲いてるよ。」
息子 「ほんまや。食べれるん?」
父 「花が終わって、実がついたらね。野イチゴは砂糖と煮てジャムにしようね。」
娘 「ぐりとぐらみたいに。バーバパパもバムとケロもジャム作りよったよね。」
親子で興味を共有して言葉を交わす時、互いに新たな言葉を得ます。私は子どもの興味のサインに気付いてあげて、そのサインを逃さずに興味を合わせてあげて、自然にやさしく言葉をかけてあげられるように心がけています。
ST 永江拓朗