訪問看護師養成基礎講習会STEP1受講
2022年01月11日 訪問看護ステーションてとて
愛媛県看護協会では、協会主催で様々な研修を行っています。その中に、訪問看護師養成基礎講習会があります。 対象は、訪問看護に従事しようとする、もしくは従事して間もない看護師等(保健師・助産師・看護師・准看護師) 目的は、訪問看護に必要な基本的知識・技術を習得する事です。 内容は、eラーニング約20~35時間 講義・演習12科目24時間 (5日間) 実習45時間(5日間)でした。 コロナ禍でeラーニングで視聴個別での学習ができるよう工夫されています。 今年は、西森看護師が受講しました。 今まで各スタッフが研修を受けているので、感想を載せたいと思います。
受講の感想 ・今年は8か月間の研修でした。コロナ禍で集合研修が少なく交流も制限されていたので横のつながりが十分に持てなかったことが残念でした。実習ではそれぞれの担当の方が親切に対応してくださり、同じステーションでも規模によりシステムが違っていたり、在宅での看護の工夫点等、新しい知識・技術・が得られ楽しく学習出来ました。実習中に偶然前勤務先でのご利用者のご家族に会うことができてうれしかったです。今回の研修では、看護の基礎から訪問看護の制度や在宅看護について幅広く学習出来たので、今後の看護に活かしていきます。 (西森)
・私は、約20年前に受講しました。ずいぶん昔になります。 (笑) 基本的な知識・技術(病院では経験しないこと)も学び実践で役に立つことが多かったです。また、他のステーションの方々と交流を持つことができ、連携しやすくなりました。(八十島)
・私は、訪問看護を始めた当初は、3人の子育て真っ盛りで、パート勤務からでした。その後常勤になり、STEP1の研修に参加できたのは、訪問看護をはじめてから13年目でした。参加者の中ではベテランと呼ばれてしまう年月が経っていましたが、新しい知識を得たり、今まで自分が実践してきたケアやその根拠について再認識していく作業はとても意義深く貴重な経験を重ねていく日々となりました。 そして何より、研修生として志を同じくする仲間との出会いは最高でした!研修期間は学生時代を思い出すように楽しく、研修後も一緒に高めあう大切な同志として繋がっています。(上田主任)
・16年前のSTEP1研修を懐かしむ今日この頃 16年前、入職後1年目(まだ30代!)で、業務にだいぶ慣れてきたころ、STEP1研修に参加しました。当時は、毎週火曜日と木曜日に研修があり、席も決まっていたので、毎回、隣や前後の席の研修生と休み時間におしゃべりしたり、研修内容よりもこういった時間がとても有意義だった,と今になり思っています。治療や療養の場が、病院から住み慣れた地域に移行する中で、これまで以上に看護職の役割は大きくなったと実感してきました。本人や家族、多職種などと十分な話し合いを通じて合意形成した上で、最善の選択ができるよう支援する視点を持つ重要性を切に感じています。 まだまだ、年を言い訳にせず、頑張らねば!! (三宅所長)