開設10年になります。思えばアッという間だったような、長かったような・・・。10年を振り返ると・・・      当然ですが、歳をとったなということ、出来なくなったことや、難しくなったこともありますが、気分は元気で、楽しいことや、感謝することを見つけては、日々を過ごしています。この2年は、コロナに翻弄されました。今まで経験のないことで、生活が一変しましたが、2年もたつと慣れてくるもので、マスク生活があたりまえで、初対面の人の前で、マスクを外すことが恥ずかしかったり、オンライン会議も毎週のようにあり、いろんなことが出来るようになり、つくづく人間はたくましいなと思います。                                                                                                                                                                                                                                                                 利用者さんや職員も少しではありますが増えてきました。さて10年で私は成長したでしょうか・・・。                 最近思う事は、人は一人では生きていけない、やっぱり誰かに支えられて生きているということです。　            少し前の、東京大学入学式の祝辞で上野千鶴子さんが述べた言葉が、心に残っています。（一部抜粋）　　　　　「世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心をこわしたひと・・・たちがいます。がんばる前から「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」と頑張る意欲をくじかれる人たちもいます。あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。　恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれない人々を貶めるためではなく、そういう人々を助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さて、がんばりますか。これからもご指導、よろしくお願いします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　訪問看護ステーションてとて　　管理者　三宅　孝子　

平成24年6月1日に開設しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年は10周年Yearです。10年間のひきこもごもをお伝えしたいと思います。