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失語症について勉強しました!

2022年06月06日 訪問看護ステーションほのか

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訪問看護ステーションほのか・てとてで働く丸山言語聴覚士による失語症の講義を受け、グループワークを行いました。

グループワークでは、5グループに分かれ、ゲームをしました。

グループ内の1人が回答者となり、回答者は「自分の好きな食べ物」を1つ考えます。

回答者以外は質問者となり、様々な質問をしますが、回答者はYES・NOでしか答えることができません。

回答者の好きな食べ物を言い当てることができたら、ゲーム終了です。

このグループワークを通して、回答者となった人は、自分の言いたい言葉を話すことができない辛さや、イメージしていても言葉にできない失語症の方がもつ、もどかしい気持ちを体験することができました。

また、いろいろ質問されすぎると、自分のもつ答えが何だったか、わからなくなり、混乱してしまうという事がよくわかりました。

この体験から、失語症の方と接する時は、ひとつひとつ答えを聴いてから、次の質問に移るよう心掛けたいと思いました。

丸山言語聴覚士が先輩から聞いたという「ご利用者があきらめない限り、私達もあきらめてはいけない」という言葉が印象に残っています。

失語症は粘り強い対応が有効であるそうです。私達も粘り強い対応をしていきたいと思います。