和気職員ミーティング(3月ヘルパー会)
2023年04月28日
みなさんこんにちは(^^)
今月の集団研修のテーマは「排泄ケア~オムツの基礎知識とテープ止め、オムツの当て方~」です。
オムツの種類は、一人で歩ける方用にパンツタイプ、寝て過ごされる方用にテープで止めるタイプなど、様々な種類やメーカーがあります。
利用者様やご家族様が一番困っていることは、漏れてズボンや布団を交換しなくてはならないことではないでしょうか。
「漏れ」の原因はたくさんあると思いますが、まず初めに、以下の3つが出来ているかどうか確認することが大切です。
①アウターのサイズ選び
②尿量・お肌に合ったパッド(インナー)の使用
③正しいオムツの当て方
「漏れ」をなくすためのオムツの当て方をする側、される側の実践を交えて、お互いに学び合いました。
ご本人様に合うアウターのオムツのサイズ選びは重要です。
隙間があると漏れやすくなるので、普段履いているズボンのサイズよりワンサイズ小さめでOKです。
見た目や何となくのサイズで選ばずに、ご本人様に合う適切なサイズのオムツを選びましょう。
その人らしく、快適に過ごして頂くために、オムツの選定は非常に重要な役割をします。
また、当て方も重要です。
立体の尿漏れを防ぐギャザーをしっかり立たせて、そけい部に沿わせてセットすることで、漏れを防止できます。
自立した日常生活を送るうえで、排泄のコントロールは不可欠なものです。
排泄の支援は、生活全般の支援にもつながります。
食事や入浴と違って排泄は待ったがきかない生理現象です。
排泄ケアは生活の基本、介護の基本とも言える重要なケアです。
排泄障害は、トイレに行けない、トイレが使えない、トイレで排泄できないという状態です。
介護を必要とする自立も、用具を必要とする自立もあります。
それぞれの残存能力に応じた、気持ちのよい排泄の提供を目指すことが自立への第一歩です。
一つ一つのことをしっかりと学び、利用者様への支援をさせて頂き、ご家族様からの困りごと、相談にしっかり応えらえるヘルパーを目指し、今後も学び続けます。