みなさんこんにちは(^^)

今年は暖冬で過ごしやすいですが、時折気温の寒暖差があるので体調管理に充分気をつけたいところです。

さて、今回のヘルパー会のテーマは、「高齢者虐待防止」について研修を行いました。

日本は超高齢化社会となり、介護サービスの充実も以前よりは確かなものとなっていますが、残念ながら虐待件数は年々増加傾向です。

虐待が起こる背景として、介護者の介護疲れ・ストレスが増える事が要因にあります。介護は特に一人で抱え込まない様に介護する人をサポートする環境を作る事が虐待を予防する為に重要です。

また、認知症の方へのケアも正しい理解や対応をしない事で虐待に繋がる可能性が高くなります。本人が出来る事なのに、介護者が介助してしまう事で、本人の出来る事（能力）を奪ってしまい、さらに認知症を進行させる可能性があります。

虐待が起こらなよう、未然に防ぐ為に出来る事…

・高齢者虐待防止法や事業所の理念や方針を理解しておく事で、よりよいサービスに繋がり、また、虐待防止に繋がる

・事業所内で意見交換をして情報共有する事で、一人でストレスを溜め込まない風通しの良い環境にする。（組織運営の健全化）

・介護の知識とスキルを高める事で、自立支援に繋がるものにする

・自分がしている行為が虐待になっていないか？と常に意識すること

・もし虐待があったら地域包括支援センターや市町村の相談窓口に相談し、早期解決に繋げる

虐待防止は勿論、より良いサービスにする為にこれからも学習し、自己研鑽していきます。