和気職員ミーティング(9月ヘルパー会)
2024年11月04日 ケアサポートまつやま和気事業所
みなさんこんにちは(^^)
今月の集団研修のテーマは「セクシャルハラスメント」です。
社会には、様々なハラスメントがあります。
<職場で起こるハラスメントの種類>
パワハラ…身体的・精神的に攻撃すること
セクハラ…性的な関係を強要すること
マタハラ…産休や育休の制度を利用させないなど
逆パワハラ…上司に対する暴言や暴力など
モラハラ…パートナーに対する暴言など
パタハラ…マタハラの男性版
ケアハラ…介護人にまつわるハラスメント 等々
個々によって受け止め方が違うことや、許容する範囲は違ってきます。
個々人が「不快である」と思った段階で、ハラスメントと考え、対応を検討してよいでしょう。
今回は、介護現場で利用者さんからセクハラを受けた場合の対処方法について、具体的な事例を踏まえながら学びました。
<セクハラ対策のポイント!!>
× 望ましくない対応…関心を示さない、はぐらかす→「性的な話を嫌がっているわけではないんだな」と勝手に思い込んでしまうことがある
〇 望ましい対応
①務める事業所に報告、相談する→所属している事業所に業務報告をするのと同時に、セクハラを受けていること、自分の気持ちをしっかり伝えておくこと
②一度きっぱりと相手に断る→「卑猥なお話は聞きたくないので、やめてください」と利用者さんに伝えることが必要
認知症の方からセクハラされる場合もあります。セクハラと判断すべきか悩んでしまうこともあるかもしれませんが、認知症についてしっかり理解し、対応を検討しなければなりません。利用者さんの「こだわり」が強く症状としてあらわれてしまう場合もあります。
私たち介護職員は、ケアを実施するために必要な利用者さんの病状などを常に観察することができているはずです。その観察する力を、ハラスメントに対して持つようにすることが大切です。
また、コミュニケーション力も必要です。伝え方は、セクハラをする利用者さんの病状や性格などを考慮しながら「強く伝えても大丈夫」「やんわり伝えた方がよい」などを判断しなければばりません。
担当を変更することだけが解決方法ではありません。
介護者自身が嫌な思いをせずに、サービスを継続できることを第一に考えて、今回学んだことを念頭に置きながら、対処できるよう努めてまいります。